江の島シーキャンドルが輝く冬の夜
こんにちは、お元気ですか?
大寒を過ぎてもあまり寒さを感じない日々ですが、いかがお過ごしですか?
おかげ様で私は今年も元気にお仕事しています。
ブログ記事を書くのがなかなか進まず悩みですが…気張ります。
それでは、今日は気持ち豊かになれる素敵な場所をご紹介しますね。
あなたは冬の夜はどのように過ごしていますか?
寒いのであまりお出かけしたくないかもしれませんね。
今回は寒い冬でも、お出かけしやすい湘南、江の島のイルミネーションです。
なぜ出かけやすいかって、湘南って、夏は海風が吹き涼しく、
冬は晴れの日が多いので比較的暖かくて過ごしやすいところなんです。それに今年は特にあまり寒さを感じません。
江の島の手前の片瀬海岸や七里ヶ浜海岸では、真冬でもたくさんのサーファーがサーフィンをしています。
彼らは本当サーフィン、大好きなんでしょうね。
一年中サーフィンができる海岸って、あまりないですよね。
余談ですが、日本のサーフィンの発祥地が鎌倉とも言われています。
昭和の初期に波乗り板「フロート」というもので波乗りしたそうなんです。
木材の中を空洞にくり抜いて、ソリのようなもので海の上を滑ったんだとか‥。
なんか、海好きな湘南の人たちの粋な遊び心が伝わってきますね。

はい、ではその湘南のシンボル的な場所、江の島の『湘南の宝石』といわれる、
イルミネーションを観に行ってきましたのでお楽しみください。
江の島シーキャンドル、『湘南の宝石』は
江の島の島の上にある、シーキャンドルという展望灯台の周辺一帯で
イルミネーションと島周辺のライトアップを行っています。
そして、こちらは関東三大イルミネーションのひとつです。
関東三大イルミネーション

関東三大イルミネーションとは、
「イルミネーションがもたらす幸福感を広めること」を目的に
2012年に設けられました。
その選出方法は、
毎年、夜景鑑賞士によって選ばれているわけなんですが、
この夜景鑑賞士の方は、夜景検定1級の資格を持つ有資格者なんですね。
夜景マイスターとも呼ばれています。
ちなみに、全国に約5542名の夜景鑑賞士がいて、その方達によって選出されました。
資格を取るのに、年齢、経験の制限はないそうですよ。
ただ、1級の資格は2級保持者でないと受けられないそうです。
夜景やイルミネーションが好きな人にはいいかもしれませんね。
イルミネーションは夏にはあまり見かけないので、
冬場、寒いのも平気ならば多幸感のある資格保持ですね。
そして、関東三大イルミネーションはここの『湘南の宝石』と、
栃木県足利市の『あしかがフラワーパーク』
神奈川県相模原市の『さがみ湖イルミリオン』になります。
こちらの『湘南の宝石』は、2012年の第一回から
関東三大イルミネーションに選出されている、注目の場所でもあります。
江の島の『湘南の宝石』の特徴は
島の高い所にある、展望灯台の江の島シーキャンドルを中心に、島全体がイルミネーションや
ライトアップがされているところです。
メイン会場は江の島サムエル・コッキング苑内です。
他にもサムエル・コッキング苑に入る前に「中津宮広場」「亀ヶ岡広場」にも
イルミネーションが点灯されます。
メイン会場のイルミネーションの点灯が17時30分からで、(1月14日~2月16日)
「中津宮広場」と「亀ヶ岡広場」は17時から点灯します。
受付、エスカー乗り場からメイン会場までの行き方

では、メイン会場までの行き方をご紹介します。
島入り口のエスカー乗り場でチケットを購入して、往きはエスカーを利用しました。
(戻りは階段のみです)
ちなみにチケットは「江の島シーキャンドルセット券(サムエル・コッキング苑+シーキャンドル+エスカー)
大人@800円、小人(小学生)@400円です。
エスカーとは上がりのエスカレーターです。上まであがるのにかなりの階段があるので利用しました。
下りはないので、階段になります。このエスカーは上にあがるまで3か所、1区から3区まであります。
各乗り場口でその都度チケットのチェックがあります。
1区を上がると、江島神社(辺津宮神社)があります。
島内には3つのお宮、辺津宮、中津宮、奥津宮があります。
それらの3つを総称して江島神社(えのしまじんじゃ)とそれぞれ呼んでいます。
最初にある神社なのでお参りをしました。
ここの神様たちは全て女神さまで海の守護神です。ご祭神は田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)。
お参りするとき、お賽銭箱のお賽銭を収納する作業をされていて、
お賽銭箱の半分が白い幕で覆われていました。
お賽銭を投げ入れていいのか迷い、尋ねると、半分空いているのでそちらにどうぞと…。
確かに半分は空いていますが、作業中でなんとなく投げにくかったです。
それでも、お賽銭箱での作業中とは、これは初経験で貴重だったなぁと後から思いました。

その後、「中津宮広場」に出ると、見晴らし台の展望場が設けてあり、
そこで眼下に広がる「江の島ヨットハーバー」を見下ろしました。
ここが、今年のオリンピックのヨットレースの会場になるところです。
1964年の東京オリンピックで、すでに使用されていますが、
とてもよく整備された日本初の競技用のハーバーです。
まだ、明るいのでよく見えました。周囲の公衆トイレや施設などが改修中で
オリンピックに向けて整備されているようです。
「中津宮広場」でもイルミネーションが17時から点灯されます。

2区のエスカーに乗り、上がると江島神社(中津宮)があります。
ここは市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)、弁財天さまです。

「もっと綺麗に、もっと美しく恋をしたい」と願った女神だったとか…
羽衣をイメージしたハートに似たマークが素敵ですね。
ここもお参りをすませて、最後のエスカーに乗るといよいよ江の島の山頂です。
3区のエスカーを降りると、左に「亀ヶ岡広場」となります。
ここからの展望より、相模湾が一望できます。

何人もの人たちがベンチに腰掛けながら海を眺めていました。
ここの「亀ヶ岡広場」では17時からイルミネーションの点灯が行われます。

そして、メイン会場の
サムエル・コッキング苑に入ると(チケットチェックがあります。)すぐにとてもかわいいチューリップ達が満開でした。
しばらく、チューリップの花壇を愛でながら、「江の島シーキャンドル」の展望灯台へ。
イルミネーションが点灯される前にシーキャンドルの上にあがると、
眼下に広がる雄大な相模湾や湘南海岸、遠くには箱根山から富士山も望めます。
お天気が良いと、富士山の側で落ちる夕日は絶景の一言です。

展望灯台に上がると、室内とさらに上の展望デッキもあります。
屋外の展望デッキからの眺望がもちろんオススメですが、
人がたくさんいて、窮屈感もあるので少し早めにあがると良いと思います。
それでも、360度見渡せる景色はとても素晴らしく開放的な気分でした。

イルミネーションの点灯は17時30分からなのでしばらく待っていました。
そして、点灯10分くらい前になるとアナウンスが入り、たくさんの人が展望柵まできました。
いよいよカウントダウン、5.4.3.2.1.スタート!!
展望灯台から下を覗き込むと、いっせいにパッと明かりがつき、光の花が一度に花ひらきます。
その瞬間のインパクトの強さに、わあーと歓声!!
残念ながら、私は屋外の展望デッキにいたんですが、上がったころは少なかった人も どんどんと増えて、
その瞬間は見れませんでした‥‥が、しばらくして途中から、ご夫婦の方が声かけて下さり
替わって、眼下に青を基調とした光り輝くイルミネーションの美しい光景をみることができました。
その写真がこちらです 👇

江の島シーキャンドル展望灯台を降り、 ひときわ明るくて美しい、最高級クリスタルのスワロフスキー・クリスタル70000個を使ったイルミネーションが湘南の宝石の目玉で、そのトンネルへ。
トンネルの中に入ると、真ん中辺りにある、湘南シャンデリアが大きく豪華で、暖色系の光を放っていました。
それから、サムエル・コッキング苑の入口近くへと戻っていき、
先ほどのチューリップのところもお花がライトアップされていて、
イルミネーションとともに輝き、ひときわ華やかです。

本当に冬場にチューリップだなんて、湘南の気候だからですね。
冬でも晴れると暖かい気候なので、チューリップたちもとても活き活きしています。
約20000株ものチューリップが栽培されていて、とても幻想的な美しさをかもしだしていました。
チューリップは今月、1月いっぱいまでを楽しむことができますよ。

サムエル・コッキング苑を出たら、戻る途中に「亀ヶ岡広場」の
イルミネーションと「中津宮広場」のイルミネーションを見学しつつ、
下へと降りて行きました。戻りの道は暗いのでお気をつけくださいね。
ペンライト持参されると安全ですね。
アクセス
場所 神奈川県藤沢市 江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル、中津宮広場、亀ヶ岡広場
イルミネーション&ライトアップ マップ ⇒こちらからどうぞ
『湘南の宝石』ホームページ ⇒こちらからどうぞ
おわりに
寒い冬の「江の島シーキャンドル」『湘南の宝石』のイルミネーションは
いかがでしたか?
一つ、残念なのは、全国的にあまり見られない洞窟イルミの「江の島岩屋イルミネーション」が見れなかったことです。
すでに1月13日で終了していたので、2月16日の最終日まで行われていたら良かったです。
関東三大イルミネーションの他2つの 『あしかがフラワーパーク』
と『さがみ湖イルミリオン』 も行きました。
この2つのイルミネーションもとても素晴らしいのですが、
ここの江の島のイルミネーションの良さは島の中、広範囲にイルミネーションされていて、
島の周りのヨットハーバーなどもライトアップされていることだと思います。
全体的に明るい雰囲気のロケーションで、開放的な気分になれます。
冬のイルミネーションは幻想的でロマンティックであるからか、
今回もカップルの人が多かったです。
寒い冬でも本当にあったかそうでいいですね^^
それでは、また、次回お会いいたしましょう。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
お元気でいてくださいね。 ひかるん るん♪ るん♪